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清一は多くの風景スケッチを残しましたが、その多くは場所も日付も分からないままになっています。そこで、今月から「今月の一枚」の趣向を少し変えて、みなさんにわたしの謎解きの指南役をお願いすることにいたしました。
どこを描いたのかが分からない、清一の風景スケッチの場所(および時期)を特定するのが目的です。
おぼろげなご記憶、わずかな情報でも結構ですので、ご協力をお願いいたします。
お心当たりがおありの方は、メールにて詳細をお知らせください。
清一の絵画作品絵はがき(6枚セット)を差し上げます(絵はがきの送付先、お受取人様のお名前も併せてご記入ください)。
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| ▲鈴木清一作『海岸の風景』(制作年不詳) 水彩・紙、27.3x37.2cm、個人蔵(厚木市) |
戦後、日本の風景は劇的な変化を遂げました。海岸線は埋め立てられて工場が進出し、高速道路や新幹線の橋梁が静かな田園風景を切り裂くように走り、伝統的建築物はスクラップ・アンド・ビルドによって機能本位の建物に変わりました。
清一が生きた時代の風景が、現在もそのままの姿で残っているということは、期待する方が無理なのかも知れません。しかし、このスケッチに描かれているような風景なら、あまり大きな変化を受けずに残っているのではないでしょうか?
海岸まで迫った急傾斜地に作られた段々畑と、樹木が生い茂った特徴のある形の小島(あるいは半島なのでしょうか)、それに遠方に見える平坦な島影が謎解きの鍵となりそうです。
海に浮かぶ船の形から、このスケッチは戦前ないしは戦中に描かれたものと思われれます。瀬戸内の風景のように見えるのですが、もちろん確信はありません。
みなさんからのご連絡をお持ちしています。 info@suzuki-seiichi.com