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2011年4月号
第12巻 第4号 (通巻第116号)

白老にて (1964年)




今月は清一の北海道旅行のスケッチブックから「白老にて」(1964年)をご紹介いたします。

鈴木清一作:『白老にて』

▲ 鈴木清一作「白老にて」(1964年)
水彩・紙、31.8x40.9cm、筆者蔵


清一が神戸の啓明女学院(現・啓明学院)の美術教師の職を得たのは、水戸出身の飛田昌久院長の招きによるものでした。彼は1959年に着任してから亡くなる前年の1978年まで、実に20年間の長きにわたって、同学院の名物教師として教壇に立ち、さらには美術部員と教職員たちの指導まで引き受けていました。

写真:啓明女学院美術部員たちと

▲ 啓明女学院美術部員たちと (美術展会場で)


1964年秋に、彼は啓明学院の卒業旅行に同行して北海道を周り、行く先々でスケッチをしました。この「白老にて」は白老町のアイヌ集落を訪ねたときに描いたもので、同じスケッチブックには、札幌、定山渓、駒ヶ岳、層雲峡、川湯、釧路などで描いたスケッチも残っています。すでに「今月の一枚」の2002年12月号では『根室原野の鶴』を、また2008年7月号では『洞爺湖』をご紹介していますので、ぜひご覧ください。

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